MASAMUNE(カスタムボウ)のご紹介
弓の性能(音楽を表現する上でのダイナミクス)を引き上げる使命を受けて生まれたマサムネ。
販売するかどうかは未定ですが、今後ものんびりゆったりと進めていきたいと思います。
動力は原始的なゴムの力だけです。手元のウエイトはバランスを保つために付けています。
ゴムの力で弓を引っ張り、木材だけでは足りない弓の弾性を強化します。
自然の希少な素材(ペルナンブーコ)だけでは補えない性能をアイデアで補う。
そんな自由でシンプルな発想の元に生まれたMASAMUNE。
ご使用後はねじを緩めて装着したままで保管します。そうする事で弓の撓り(しなり)をキープすることが期待できます。
自然保護の観点から見ても次世代のアイデアではないでしょうか。
こんな考え方もあるのかな? と思って大らかな気持ちでに向き合っていただければ幸いです。
考察として弱い弓を補強することはできても、強い弓を弱くすることは出来ない。縦方向のバネ性を補強できても横軸のバネ性は補強できない。その事が利点になるのか欠点になるのかは奏者の演奏スタイルにも関係するのかもしれません。
従来の弓は出来上がった時点が完成で、良いか悪いかの判断で終了~~でしたが、MASAMUNEを付ければその後に化ける可能性がある!! という新しい観点で見守っていただけると開発者としてのモチベーションが上がります ^ ^!!
ゴムの硬さや長さや留める位置などを変更するだけで、お好みの弾き具合にカスタマイズ出来る可能性があります。実際に重いのと重く感じるのは別な気がします。
ウエイトで調整するのが前提なので、弓のバランスを変更するのが容易です。
自分が弾いた感想としては、バランス調整しているので重量はそんなに気になりません。
音質は柔らかい倍音が広がっているような気がします。この辺は好みによるところが大きいと思います。
この製品はある程度のバイオリン経験者と共に進めていくのが望ましいと思います。
ですので、MASAMUNEに関心があり、神戸のスタジオに来られて共に開発を協力していただけるアドバイザーを募集しております!!
それではご連絡を~気長~にお待ちしております。