シクサージャパン式/モードスケール(トランペット用運指表=TAB譜)
JAZZなどのコード理論を知らない方には何のことやらさっぱりわからないと思いますが、グレゴリアンモードスケールと言われるスケールの早見表(トランペット用運指表)です。
2枚の運指表を重ね合わせて使用します。窓から覗いた数字がそのスケールで使える音になります。上側の紙を前後にずらすだけで知りたいトランペットの指使いがわかります。♯・♭の半音という概念ではなく、12音を一列に並べることでスケール音を簡単に表すことができます。
☆グレゴリアンモードスケール(チャーチモード)の練習用に考案したものです。シクサージャパンモードスケールトランペット用の運指表(タブ譜?)の使い方です。
たとえば有名なマイルスデイビスの SO WHAT に使用された DドリアンとE♭ドリアン(画像参照)で見てみると、使える指使いが一目でわかります。譜面で見るよりもビジュアル的に一発でスケールの流れがつかめます。
パッと見て 2番管が多いなーという印象を持てば、2番ピストンを押したままリップスラーを多用した演奏スタイルに持っていけます。
1番と2-3番を交互に絡ませていれば音を外すことは少なくなるな・・・などそのスケールの規則性を見つけ出していけば譜面の煩わしさから開放されます。
アイデアしだいでいろいろなアドリブが広がるのではないでしょうか。
(参考)全音・半音の窓を変化させた上側のシートのパターンを替えればホールトーンスケールやその他のスケールの応用も可能です。
JAZZの理論を勉強中の方にも最適ですよ♪
※簡易式なので替え指は記入しておりません。その他 使える音と使えない音はあるとは思いますが個人のセンスでカバーしてください! *-*
ユーチューブ動画でもアクセスが多いトランペット用オリジナルモード運指表です。ご自由にお使いください。
※厚紙に印刷してmode_2のグレーの升目をカッター等でくりぬいて使います。
♪参考としてフラメンコスケッチのモードスケールの流れを追加しました♪
Cイオニアン→A♭ミクソリディアン→B♭イオニアン→Dフリジアン→Gドリアン
Cイオニアン→A♭ミクソリディアンの流れは基音が違うだけでSO WHATと同じDドリアンの指使いだと分かります。A♭ミクソリディアンはE♭ドリアンと同じ指使いです。
B♭イオニアン→Dフリジアンの流れも指使いは同じです。
Gドリアンの流れはマイルストーンなんかと同じです。
理論の先生ではありませんので、あくまでも資料程度でご参考ください。